北海道函館市の花かるた が楽しい!

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実は北海道函館市の人気なお店花かるた に昔からの知り合いと行ってきました!ノ(´д`*)

“豊川町の居酒屋花かるた
天狗の看板が目印、昭和9年築の旧花札販売店
この〔花かるた〕は、豊川町の市電通りから少し脇道に入った場所に建つ居酒屋。
函館駅方面から十字街方面の市電に乗っていただければ、十字街電停の少し手前の左側に、この建物がほんの一瞬だが見える。

市電通りから見ると、その手前に比較的新しいマンションが建っているせいもあってか、その存在感はこの周辺では異彩を放つ。
しかも2階には天狗の顔が描かれた看板が掲げられており、その右側には〔京都大石天狗堂製天狗印〕と書かれている。
実はこの看板こそこの建物の歴史を物語るもので、もとは児玉商店という北海道における花札の総代理店だったそう。
〔花かるた〕というのは、花札のことなのだと言う。ちなみにこの児玉商店は幕末から花札販売をはじめ、2代目はマージャンを函館に普及させた人物だったという。 
また先に紹介した天狗印の看板は、明治期に京都の花札製造元より贈られたものだという。
なおこの界隈は昭和9年3月の大火で全焼した地域なので、先代の建物は恐らく全焼してしまったようだ。
しかしこの看板が残っているということは、大火の当日店主は大切なこの看板を持って、火の手が迫るこの場所から避難したのだろう。そして大火後再建されたこの建物に、歴史ある天狗印の看板が再び掲げられる事になった訳である。
そして児玉商店は戦後になり、花札のほかマージャンやトランプの販売をおこなっていたそうだが、昭和58年からは居酒屋としてリニューアルオープンしている。
また函館の古建築の再生活用に詳しい地元在住のS氏によると、観光客向けではない古建築の再生は当時としてはかなり珍しかったという。
また児玉商店の旧店舗を改修した店内は、アットホームな雰囲気があり現在もかなりの人気店だ。
純和風の建物外観に天狗の看板、そして店の前に建つ昭和30年代のレトロな街灯という構図はなかなか絵になっている。
昼も夜も訪れたくなる函館の粋な古建築の一つだ・・・・。 また寄らせていただきます。”

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